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歴史

 

  • どうして、気象情報頁ができたのですか?

    私が作りたいと思ったから。インターネットでそこに何かがある理由は、 だいたいそんなものです。ただ、これができたのは 1994 年のことで、 当時日本では気象衛星画像をウェブ(HTTP)で提供するサイトが無かったため 作りたいと思った、ということだけは付け加えておきます。 (実際には Anonymous FTP で提供するサイトがあって、そこから頂いた 画像を公開していたのですが。)

  • 気象情報頁のデータはどこから貰っている(買っている)のですか?

    最初(1994)は 気象協会 の Anonymous FTP から頂いて いました。しかし、これは気象協会にとっても「売り物」であることから、横流しが 難しくなりました。

    その頃(1996) 東京大学生産技術研究所 で受信を開始した GMS-5 の S-VISSR (Stretched Visible Infrared Spin Scan Radiometer) データの幾何補正を担当して欲しいという話が持ち上がり、 同研究所の大学院生の助けも借りて ALL, GAME の処理を開始。同時に FE 画像の 提供も開始しました。

    順調にデータ処理ができるようになったと思ったら、2003 年、ついに GMS-5 が 観測を終了。後継の MTSAT が間に合わず GOES-9 が観測を開始。このデータは 気象業務支援センター から インターネット経由で取得できるようになりました。が、アカデミック割引とはいえ、 この時からデータは只ではなく有料となってしまいました。

    現在は、引き続き支援センターからデータを購入していますが、MTSAT に切り替わったとき 可視画像の配信が無くなっております。

  • いつまで続けるのですか?

    予算が無くて気象衛星画像が入手できなくなったとき、 予算が無くてハードの維持が不可能となったとき、 忙しくなって続ける気力が無くなったとき、 停年その他(懲戒とか)で失業したとき、 のどれかに突き当たれば続けることはないでしょう。