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ガイドライン

利用にあたっての基準(の考えかた)

  • 原則として、教育・研究以外の目的の場合、本気象情報頁を紹介する 場合を除いて画像を印刷物等に利用することをお断り しております。そのような場合には、気象情報会社 または 気象業務支援センターを利用されることをお勧めします。
  • 気象庁以外の気象予報業務や環境影響評価業務等に利用することはお断りします。 但し、正規のルートでデータ購入をする際の評価などで 一時的にデータを閲覧することはこの限りではありません。
  • 気象庁の方は、本来、本サーバーのデータを使わなくてもよい 業務環境にあるはずですが、もしお役にたつのであれば、 ご利用ください。気象衛星ひまわりは気象庁が運用している 衛星ですから。但し、インターネットの到達性は確実では ありませんから、頼られても困りますし、ここでの画像処理が原因で 予報があたらなかったというような責任を押しつけられても困ります。
  • 本サーバーで提供している画像データが、もしあなたの研究や 教育に役にたって、論文や報告ができたら、管理者まで 送ってください。また、WWW で公開しているものがあれば、 メールにてお知らせください。適当なところにリンクを作成 いたします。特に、すぐに使える教材やデータ処理のノウハウ などをネットで共有できると助かる人が多いのではないかと 思います。
  • /sat/ 以下のディレクトリはロボットによる情報取得をお断り しております。理由は、キーワードで引けない情報しか ないからです。(ロボットへ)
  • データをイッキに大量に転送するのはやめてください。 高知大学はネットの端の方に位置しますので、 あちこちに迷惑をかける可能性があります。 (UNIX なら sleep 30 で 30秒待ちます)
    目的のファイル/ディレクトリが存在することをディレクトリリスティングによって確認してからダウンロードしてください。
    以上に違反するアクセスがあった場合には IP アドレスによるアクセス拒否をすることがあります。(2011/8/17 補足)
  • ダウンロードする場合には、例えば、以下のようにお願いします。
    • GNU Wget を使う
    • 但し、/sat 以下のディレクトリに robots.txt の設定をしてあるので、 ~/.wgetrc , /etc/wgetrc または /usr/local/etc/wgetrc などの設定ファイル (通常はユーザレベルで ~/.wgetrc を使います) において robots = off を設定する。
    • コマンド例
    • $ wget -m -np -nH --cut-dir=1 --wait=3 \
      http://weather.is.kochi-u.ac.jp/sat/gms.fareast/1996/09/
    • この例では、日本付近の雲画像の 1996年9月分をダウンロードしている。
    • オプションの説明はマニュアルを読んだほうがいいけど、-m でミラーリング、-np 上のディレクトリへ行かない、 -nH ホスト名のディレクトリを掘らない、--cut-dir=1 /sat/ ディレクトリを掘らない、--wait=3 ファイル毎に 3秒待つ。
    • 「最近のStatistics」(http://weather.is.kochi-u.ac.jp/RRD/) で 負荷状況など見ながらダウンロードしてください。
    • 同時に複数の wget を起動しないでください。
    • Windows で wget を使う方法 もごらんください。
  • アクセス制限にかからないためのヒント
    • 現実にサーバに DoS (Denial of Service) 攻撃もどきのアクセスを受けることがあるので、予防的にアクセスのパターンによって一時的なアクセス制限を行っています。(毎日、定時に全てのアクセス制限は解除しています)
    • 毎日アクセスできなくなりますので、気がついてもよいと思うのですが、毎日アクセス制限に引っかかっている方もいらっしゃるようです。
    • アクセス制限をトリガーするパターンは一定ではありませんが、例としては「存在しないファイルへの繰り返しのアクセス」があります。ファイルが存在するかどうか、直接そのファイルへの要求で判断するのでなく、その上のファイルリスト(wget で、index.html に保存される)にあるかどうかで判断するようにしてもらうと、アクセス制限にかからなくなると思います。
  • 気象学を専門(の一部)とする研究機関の方々へのお願い:「GET 配信」への参加を。
    高知大学理学部では財団法人気象業務支援センターより提供される「GET配信」を利用しています。これが、トップページに書いてある「アカデミック割引」に相当するものです。
    「GET配信」は、日本気象学会を中心に全国の研究者の要望をまとめて実現しているものです。もし通常の気象業務としてデータを 受信(購入)しようとすると膨大な金額となって、個々の研究者には手の届かないものになってしまいます。 そこで、データの共同購入を実現するひとつの手段として、インター ネット経由で時間遅れのデータを入手できるようにしていただきま した。これを「GET配信」と呼んでいますが、GET配信については、http://www.jmbsc.or.jp/jp/online/online.html にも載ってい ませんので気象学会所属の研究者を通じて問い合わせてみてください。
    一方もし、高知大学経由で手軽にデータが入手できるから、自分のところで「GET配信」契約をするのは止めておこう、というようなこと が広まったりすると、共同購入方式が破綻してデータの入手ができなくなるかもしれません。
    ということで、少なくとも「高知大学・気象情報関係」よりは潤沢な研究経費を持っていると思われる研究機関の方であれば「気象業務支援センターによる GET配信の契約」をしたうえで、ここで処理しているデータについて観測精度等を理解してご利用くださいますようお願いいたします。