ボルネオ島の山焼きによるスモッグ


最新のマレー半島からボルネオ近辺の可視・赤外画像は 保存書庫を参照ください。 画像はカラー合成していませんので、主に可視画像(VIS)を 見てください。

1997年9月1日(05GMT)の可視赤外合成画像・可視を黄色(赤+緑)、赤外を 青に割当ているため、低い雲やスモッグは黄色く、高い雲は青または 白に見えます。ボルネオあたりに見える黄色いもやもやは 山焼きによって発生したスモッグと考えられます。
画像は 100Eから120E、 10N から 10S の範囲(1画素1/20度)。

1997年9月2日(05GMT)スモッグが風にのってマレー半島へ向けて海を渡って いるように見えます。

1997年9月3日(05GMT)スモッグは一部高い雲に隠れています。

1997年9月4日(05GMT)

1997年9月5日(05GMT)スモッグがマレー半島南部に到達しているようです。

1997年9月25日(05GMT) スモッグはボルネオ島からマレー半島南部、スマトラ島の かなり広い範囲を覆っています。ボルネオ島の煙は収まってきているようには 見えません。

1997年9月29日(05GMT) 画像は 70Eから120E、 20N から 10S の範囲(1画素1/10度)。 風向きの加減か、マレー半島は少し晴れてきている ようですが、「煙」はインド洋を西へ進み、スリランカの南方まで達して いるようです。


上の画像は、「 気象庁 ひまわり5号の観測により 東京大学 で受信したものを 高知大学 で画像処理した」ことを明記していただければ、自由に再配付できます。
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